練馬区の豊中通りで行われている無電柱化事業では、環七通りから中杉通り付近の間約1700mを整備します。このうち、現在は1期工事として環七通りと庚申通りの間約420mを先行整備しています。


今回の整備区間では、変圧器などの地上機器を道路外の敷地に設置する方式と、街路灯の上に設置する方式(ソフト地中化)の2つの方式を組み合わせて実施されます。
整備中の様子(2022年12月)
2022年12月の豊中通りの様子です。
豊中通りは歩道が両側に設置されていますが幅が狭いです。電柱は歩道上の民地寄りに建っています。

無電柱化の際に必要となる地上機器は歩道上に設置されることが一般的ですが、豊中通りは歩道が狭いため、道路外に設置されます。コンビニ(ファミリーマート)の駐車場や公共施設の敷地内に設置スペースを確保しています。



地上機器(変圧器)は街路灯の上にも設置します。こちらの街路灯にはまだ機器は取り付けられていません。あとから取り付けるんですね。


無電柱化のために新たに設置された街路灯ですが、通行の障害になりそうな場所に設置されたことは残念なところです。

明らかに通行の邪魔になる位置に設置された街路灯があり、もう少し設置場所を考えることはできなかったのかと思いました。

一部区間で電柱撤去完了(2025年8月)
整備中区間のうち、庚申通り~ファミリーマート付近の電柱が撤去されていました。


地上機器は公共施設内に設置されました。植栽の中に溶け込んでいます(?)

歩道上に設置された街路灯はぶつかっても痛くないように柔らかい素材でできたカバーが取り付けられていました。


残る区間も引き続き工事が続けられています。


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