東京・中央区の無電柱化まとめ、整備中の道路を紹介【電線地中化】

中央区

東京都中央区の無電柱化状況をまとめています。

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中央区の無電柱化率と整備状況

中央区の無電柱化率は国道が100%、都道が100%となっていて、主要幹線道路の整備は完了しています。一方で区道の無電柱化率は37.5%となっています。これは23区内の他の地域と比較すると高い数値です。

区内の道路全体の無電柱化率は46.8%です。(2024年3月末現在)

23区内では最も無電柱化が進んでいます。ちなみに2番目に無電柱化が進んでいるのが千代田区で、無電柱化率は40%です。(2021年4月現在)

商業エリアである銀座・日本橋エリアでは無電柱化が面的に整備されています。また、近年開発が進む晴海エリアでも整備が進んでいます。

その他のエリアでも表通りを中心に整備が完了していますが、住宅エリアでは未整備の箇所が多く残っています。

無電柱化のまち

晴海フラッグ

東京2020の選手村として作られた新しいまちです。

近年無電柱化された道路

環二通り(勝どき5丁目)

2024年整備完了。環二通りの勝どき区間の側道です。

区道(晴海1丁目)

2024年整備完了。月島第三小学校前~晴海総合高等学校前が整備区間です。

居留地通り(明石町)

2024年整備完了。聖路加国際病院前の道路です。

鈴らん通り(八丁堀2丁目)

2023年整備完了。

整備中の道路

現在工事が行われている道路を紹介します。

中央区は2019年に無電柱化推進計画を策定しました。10年間で4kmを整備する計画です。

区道(豊海町)

2024年10月撮影

豊海地区再開発にあわせて無電柱化工事が行われています。

区道(日本橋兜町)

2024年3月撮影

永代通り~中央警察署~坂本小学校前が整備区間です。片側に歩道がある一方通行の道路です。

居留地中央通り(築地7丁目)

工事案内板
2024年3月撮影

聖路加国際病院と晴海通りの間が全体整備区間です。

区道(築地7丁目7)

工事案内板
2024年10月撮影

築地本願寺付近の道路です。

西河岸通り他(月島3丁目21)

2024年3月撮影

月島三丁目北地区の再開発にあわせて周辺道路で無電柱化工事が行われています。

東仲通り他(勝どき4丁目6)

工事案内板
2024年3月撮影

パークタワー勝どきの周辺道路で無電柱化工事が行われています。

れいめい橋公園通り(晴海5丁目1)

工事案内板
2024年10月撮影

ららテラス晴海フラッグ・中央清掃工場裏の道路です。道路改良工事にあわせて無電柱化工事が行われています。東京都による事業です。

データ

無電柱化率

  • 2024年3月末
    • 区道:37.5%
    • 全体:46.8%
  • 2019年3月
    • 区道:36.1%
    • 全体:45%

区道の整備目標

2024年度から2033年度までの10年間で3.6kmの整備完了

外部リンク

中央区無電柱化推進計画2024(中央区)

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