東京都港区の無電柱化状況をまとめています。
港区の無電柱化と整備状況
港区の無電柱化率は国道が100%、都道が87%となっていて、幹線道路の大部分は整備が完了しています。一方で区道の無電柱化率は25%となっています。
区内の道路全体の無電柱化率は40%です。(2022年3月現在)
港南・芝浦・竹芝・汐留などの沿岸エリアでは面的に無電柱化が進んでいます。再開発にあわせて無電柱化される例も多く、近年では虎ノ門周辺などで整備が進んでいます。
一方で内陸部の住宅エリアは入り組んだ路地が多く、整備が進んでいません。
近年無電柱化された道路
麻布台ヒルズ(麻布台1丁目)
2023年整備完了
区道(芝浦3丁目)
2023年整備完了
白金ザ・スカイ周辺(白金1丁目2)
2022年整備完了
区道(赤坂4丁目)
2021年整備完了
旧海岸通り(港南2丁目)
2020年整備完了
整備中の道路
港区は2022年3月に無電柱化推進計画を策定しました。2031年度までに9kmの整備完了を目指しています。
現在工事が行われている道路を紹介します。
区道(虎ノ門1丁目16)
電柱の撤去が完了し、舗装復旧工事中です。
区道(赤坂6丁目)
赤坂通り~赤坂レジデンシャルホテル前が整備区間です。
区道(六本木2丁目)
アメリカ大使館宿舎近くの道路です。
区道(六本木7丁目)
青山通りの南東、タクシーの休憩場所となっている道路です。
区道(元赤坂1丁目)
赤坂御用地の東端を走る道路です。
区道(三田2丁目)
桜田通り~オーストラリア大使館前が整備区間です。道路拡幅にあわせて無電柱化工事が行われています。
区道(三田1丁目13)
建設中のマンション「三田ガーデンヒルズ」西側の道路です。
区道(芝公園2丁目)
日比谷通り~芝大門二丁目交差点の区間で工事が行われています。
国道130号(芝浦1丁目)
日本で2番目に短い国道である130号線です。東京都が管理・整備しています。
データ
無電柱化率(2022年3月現在)
- 区道:25%
- 全体:40%
区道の整備目標
2022年度から2031年度までの10年間で9kmを整備
外部リンク
港区無電柱化推進計画(港区)
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