東京都中央区の無電柱化状況をまとめています。
中央区の無電柱化率と整備状況
中央区の無電柱化率は国道が100%、都道が97%となっていて、幹線道路の整備はほぼ完了しています。一方で区道の無電柱化率は36.1%となっています。これは23区内の他の地域と比較すると高い数値です。
区内の道路全体の無電柱化率は45%です。(2019年3月現在)
23区内では最も無電柱化が進んでいます。ちなみに2番目に無電柱化が進んでいるのが千代田区で、無電柱化率は40%です。(2021年4月現在)
商業エリアである銀座・日本橋エリアでは無電柱化が面的に整備されています。また、近年開発が進む晴海エリアでも整備が進んでいます。
その他のエリアでも表通りを中心に整備が完了していますが、住宅エリアでは未整備の箇所が多く残っています。
無電柱化のまち
晴海フラッグ
東京2020の選手村として作られた新しいまちです。
近年無電柱化された道路
鈴らん通り(八丁堀2丁目)
2023年整備完了
整備中の道路
中央区は2019年に無電柱化推進計画を策定しました。10年間で4kmを整備する計画です。
現在工事が行われている道路を紹介します。
居留地通り(明石町)
↓
聖路加国際病院前の道路です。電柱の撤去が完了し、歩道整備工事が行われています。
区道(日本橋兜町)
永代通り~中央警察署~坂本小学校前が整備区間です。片側に歩道がある一方通行の道路です。
居留地中央通り(築地7丁目)
聖路加国際病院と晴海通りの間が全体整備区間です。
西河岸通り他(月島3丁目21)
月島三丁目北地区の再開発にあわせて周辺道路で無電柱化工事が行われています。
東仲通り他(勝どき4丁目6)
パークタワー勝どきの周辺道路で無電柱化工事が行われています。
区道(晴海1丁目)
月島第三小学校前~晴海総合高等学校前が整備区間です。
れいめい橋公園通り(晴海5丁目1)
ららテラス晴海フラッグ・中央清掃工場裏の道路です。道路改良工事にあわせて無電柱化工事が行われています。東京都による事業です。
環二通り(勝どき5丁目)
環二通り勝どき区間の側道で無電柱化工事中。東京都による事業です。
データ
無電柱化率(2019年現在)
- 区道:36%
- 全体:45%
区道の整備目標
2019年度から2028年度までの10年間で4kmを整備
外部リンク
中央区無電柱化計画第二期(中央区無電柱化推進計画2019)(中央区)
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